古物商許可申請を自分でする際の7つの注意点|意外と手間がかかる手続きです

2026年09月20日 10:44

「古物商許可は自分で申請できるの?」これから中古品の買取や販売、ネットオークション、フリマサイトなどを利用した古物営業を始めようと考えている方から、このようなご質問をいただくことがあります。

結論からいうと、古物商許可の申請は、ご自身で行うことができます。行政書士に依頼しなければ申請できない、という手続きではありません。ただし、実際にご自身で手続きを進めようとすると、

「思っていたより準備するものが多い」
「警察署に確認したいけれど、仕事中なので電話できない」
「せっかく書類を集めたのに、追加書類が必要と言われた」

といったことが起こる可能性があります。そこで今回は、古物商許可を自分で申請する場合に、あらかじめ知っておきたいポイントを7つご紹介します。

1.申請書を書くだけでは終わりません

古物商許可申請というと、申請書に必要事項を書いて警察署に提出するというイメージを持たれるかもしれません。しかし、実際には申請書以外にも、申請者の状況に応じてさまざまな書類を準備する必要になることもあります。

個人で申請する場合と法人で申請する場合でも必要書類が異なりますし、営業所に関する書類など、状況に応じて確認が必要な事項もあります。そのため、まずは自分の場合に何の書類が必要なのかを確認することが重要です。

2.「身分証明書」は運転免許証のことではありません

古物商許可申請で特に間違えやすいのが「身分証明書」です。ここでいう身分証明書は、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類ではありません。古物商許可申請で使用する身分証明書は、本籍地のある市区町村が発行する証明書です。

そのため、現在住んでいる場所と本籍地が違う場合には、本籍地の自治体から取得する必要があります。「近所の役所に行けばすべての書類がそろう」と思って準備を始めると、ここで戸惑うことがあります。

必要書類を準備する際には、住民票だけでなく、身分証明書の取得先についても確認しておきましょう。

3.自分のケースで追加書類が必要か、事前に確認することが大切です

古物商許可の申請では、申請者や営業所の状況などによって、確認しておきたい事項があります。

申請書類をすべて作成してから警察署へ行き、「この書類も必要です」「ここを訂正してください」となってしまうと、もう一度書類を準備したり、警察署へ出向いたりする必要が生じる場合があります。

そのため、申請前に管轄警察署へ、自分のケースで必要な書類や確認事項を聞いておくことをおすすめします。

4.警察署への事前確認は、いつでもできるわけではありません

古物商許可の申請で分からないことがあれば、管轄の警察署に事前に確認しておくと安心です。

ただし、警察署への事前確認は、いつでもできるわけではありません。古物商許可を担当する窓口への相談や確認は、基本的に平日の日中に行う必要があります。そのため、「平日は仕事があるので電話をする時間がない」「仕事中に警察署へ何度も確認するのは難しい」という方にとっては、事前確認そのものが負担になることがあります。

また、警察署によって受付時間が異なる場合もありますので、事前に管轄警察署へ確認しておくとよいでしょう。申請書類を準備してから警察署へ行くのではなく、あらかじめ自分のケースについて確認しておくこと。

5.申請そのものも平日に警察署へ行く必要があります

必要書類がそろったら、いよいよ古物商許可の申請です。しかし、申請も原則として平日に警察署へ出向いて行うことになります。

「土曜日に申請すればいい」「仕事が終わってから夜に行けばいい」というわけにはいきません。平日に時間を取ることが難しい方にとっては、ここが大きなハードルになります。

また、申請前に警察署へ相談・確認する場合も、申請後に許可証を受け取る場合も、平日に対応する必要があるため、手続き全体で見ると平日に複数回時間を確保する必要が出てくることがあります。

6.書類に不備があると、訂正や追加提出が必要になることがあります

申請書類を提出すれば、それですべて終了というわけではありません。書類の記載内容に訂正が必要であったり、追加の書類を求められたりすることがあります。もちろん、事前にしっかり確認しておけば避けられるものもあります。

だからこそ、「とりあえず申請して、何か言われたら直せばいい」と考えるよりも、申請前に必要書類や記載内容を確認しておくことが大切です。特に初めて古物商許可を申請する方の場合、どこを確認すればよいのか自体が分からないこともあります。

7.古物商許可申請は「自分でできるけれど、意外と手間がかかる」手続きです

古物商許可は、ご自身で申請することが可能です。ただ、一つひとつの手続きを見ていくと、意外とやることが多いことがお分かりいただけると思います。

・必要書類を確認する
・住民票を取得する
・本籍地から身分証明書を取得する
・自分のケースで追加書類が必要か確認する
・警察署へ事前確認をする(平日)
・申請書類を作成する
・警察署へ申請に行く(平日)
・許可後に許可証を受け取りに行く(平日)

特に平日に仕事をされている方の場合、警察署へ行く時間を確保すること自体が難しい場合もあります。

自分でできるかもしれないけれど、そこまで時間をかけられないという方は、行政書士への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。

古物商許可申請は弊事務所へお任せください

弊事務所では、東京・千葉・埼玉・茨城エリアを中心に、古物商許可の申請代行を一律価格で承っております。書類の収集から申請書の作成、警察署への届出、そして許可証の受領に至るまで、すべての手続きをフルサポートで承ります。煩雑な事務作業はすべて弊事務所にお任せいただき、お客様はビジネスの準備に専念していただけます。

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